神戸六甲リトミック☆ピアノ教室の杉本佐知子です
先日、和音に余計な音を引っ掛けて弾いてしまう
生徒ちゃんがいました。
「よく聞いて!」と言っても
テンポの速い曲だから弾く事に集中してしまって
耳が追いつかないんです。
そこで、こんな話しをしました
「お料理する?」
「うん お手伝いするよ」
「何作るの?」
「卵焼きとか」
「卵焼き作る時、卵と何入れる?」
「出汁とか。」
「んーじゃあ、卵焼きに出汁とソースをいれたら
どんな味?」
「ん…変な味そう。」
「そうよね〜 食べれない事ないけど、
ちょっと合わないよねー ソースは余分よね。
あなたの和音にもよーく聴くと
余分な音が入ってるのよ。
ソース3滴分くらい、混じってる感じ(笑)」
例え話がわかりやすかったのか、
そこから和音に余計な音を引っ掛けてしまったら、
自分で「混じってる!」と言いながら
練習していました。
理解
↓
納得
↓
練習
↓
上達
レッスンで私が心掛けている事のひとつです。